アルブカの育て方

アルブカの育て方のアイキャッチ画像

アルブカの植え替え、剪定、水やり、肥料、置き場所などについてを紹介します。

アルブカの特徴

アルブカ

ほとんどの品種は、葉がクルクルと巻くのが特徴。
上の画像は、アルブカスピラリスフリズルシズル。
陽当たりの良い屋外でしっかりと日光に当てて、乾燥気味に育てるのがポイント。
葉が巻かない場合は、日光不足や水分過多が原因の場合が多い。
ほとんどの品種は、花後しばらくすると葉が枯れてなくなり、夏は休眠する。
休眠中は、直射日光を避け、風通しの良い出来るだけ涼しい場所で過ごさせ、潅水はストップする。
筆者のところは、フリズルシズル、コンコルディアナ、ナマクエンシスは休眠していましたが、フミリスは、休眠せず葉もいつも通り茂ったまま夏越しをしていました。
フリズルシズルは、休眠していると思っていたら、枯れてカサカサになってしまい、現在2代目を育てています。
ほとんどは休眠するようですが、休眠しない品種もあるようです。

アルブカの栽培カレンダー

101112
植替
種蒔
肥料
開花

アルブカの基本情報

名前
アルブカ
学名
Albuca
科名
キジカクシ科(旧ユリ科)
属名
アルブカ属
原産地
南アフリカ
耐寒
耐暑
耐陰
過湿
乾燥
葉水
不要
開花
4〜5月
植え替え
8〜9月
肥料
不要
用土
水はけの良い土(多肉用の土がおすすめ)
花言葉

アルブカの品種

アルブカスピラリス、アルブカスピラリスフリズルシズル、アルブカフミリス、アルブカコンコルディアナ、アルブカナマクエンシス、アルブカビスコーサ、アルブカユニフォリア、アルブカブルースベイエリ、アルブカオスミネラなど、数多くの品種があります。
ただ、園芸店ではあまり見かけません。
中でも、アルブカスピラリスフリズルシズル(別名 ナンジャコレ)はよく見かける品種です。

アルブカスピラリス

アルブカスピラリスフリズルシズル

アルブカナマクエンシス

アルブカフミリス

アルブカコンコルディアナ

アルブカブルースベイエリ

アルブカオスミネラ

アルブカビスコーサ

アルブカユニフォリア

アルブカの植え替え

アルブカフミリスの根

アルブカフミリスの根。
8〜9月の休眠中に植え替えます。
水捌けの良い土が適しているので、多肉用培養土を使用しています。
根はデリケートそうではないので、しっかり目に土を落として植え替えています。
毎年ほどの頻度で植え替える必要はないです。
割と子株が出来るため株分けしたいという事と、根の健康状態を観察したいので1〜2年に一度は植え替えています。

アルブカの水やり

水分を蓄える性質なので、あまり頻繁に水やりする必要はないです。
土がしっかり乾いてからで大丈夫です。

アルブカの肥料

肥料は不要です。

アルブカの花期

アルブカスピラリスフリズルシズルの花芽

アルブカコンコルディアナの蕾

アルブカコンコルディアナの花

アルブカスピラリスフリズルシズルの花

アルブカナマクエンシスの花

アルブカフミリスの花

アルブカの花は、バニラのような甘い香りがすると言われています。
バニラかなぁ?という感じがしましたが、それっぽい甘い香りはします。
いい香りです。

アルブカの葉

アルブカは、品種によって違った感じになります。
上の画像は、アルブカビスコーサの葉。
細くてツルッとした葉です。
アルブカフミリスも細い葉ですが、クルクルと巻きません。
アルブカスピラリスフリズルシズルは、太めでツルッとした葉でクルクルと巻きます。
フリズルシズルではないアルブカスピラリスは、細い葉でクルクルと巻き、よく見ると細かい毛が生えています。
アルブカコンコルディアナは、平たい幅のある葉でクルクルと巻くます。
アルブカナマクエンシスは、アルブカスピラリスと似た感じの、細い葉で細かい毛が生えています。
ナマクエンシスもクルクルと巻くのですが、筆者のところのナマクエンシスは、育ちが良くなくて今のところクルクルまではいっていません。

紅葉はしません。

アルブカの剪定

特に剪定は必要ないです。
常緑のフミリスの場合は、茶色くなった葉を取り除く感じで剪定しています。

アルブカの置き場所

日当たりの良い場所。
休眠期は、半日陰で風通しの良い軒下。

アルブカの増やし方

種を蒔くか、株分けして増やす。
子株が毎年増えていきます。
筆者のところでは、アルブカフミリスが増殖しすぎて困っているくらいです。
アルブカフミリスは商品登録がないようなので、ヤフオクなどで出品してみようかなと考え中です。
(登録されている品種は、許可なく販売してはいけない)
もしも、1鉢1,000円+送料で購入希望の方がいらっしゃったら、お問い合わせください。

アルブカの休眠のさせ方

アルブカスピラリスフリズルシズルの最後の花が枯れた後。
葉も全部枯れ、茎だけが残っています。
花が枯れる頃、早めに株元でカットした方がよいのかと思いますが、自然に枯れ落ちるまで放置が正解のようです。
茎や葉の水分を球根に蓄えているそうです。
葉も全て枯れてしまった後は、潅水を完全にストップします。
球根は掘り上げず、土の中のままです。
本当に全く水やりしなくて大丈夫なのかと心配になりますが、大丈夫です。
ここで水やりをしてしまうと、球根が蒸れて腐ってしまいます。
しっかり水分を蓄えてから休眠しているので、安心して見守りましょう。

アルブカの発芽

アルブカナマクエンシスの発芽

アルブカコンコルディアナの発芽

アルブカの病気や害虫

病気、害虫はあまり気になったことがないです。

アルブカを育ててみて

アルブカは、クルクルと巻く葉が魅力です。
品種によって、それぞれ違う特徴のある葉なので、コレクションして並べるのも楽しいです。
育て方自体は、特に難しいポイントはありません。

この記事について

このガーデニングの記事は、筆者が実際に育てた植物のみです。
実体験を元に、分かった事を記事にしています。
栽培環境は関西です。
環境により違う事もたくさんありますので、ご自身の環境に合わせながら参考にしてください。

執筆者: M.Y.M

投稿日: 2020/02/06 最終更新日: 2024/05/04

投稿日: 2020/02/06

最終更新日: 2024/05/04

執筆者プロフィール

執筆者名: M.Y.M
Heeee Huuumの管理者です。日常の困りごとを解決する方法、暮らしを快適にする方法などを調べることが大好きです。問題が起こるたびに解決法を探すことに燃えています。なかなか解決法が見つからなかったことが解決した時には、「きっと他にも知りたい人がいるはず!」と思い、記事に残すようにしています。最近は、なかなか記事を投稿する余裕がないですが、マイペースに更新中です。