Googleアナリティクス(GA4)IPアドレス除外設定[IPv6&IPv4]

アクセス解析サービスのGoogleアナリティクス4(GA4)で、自分のIPアドレスのカウントを除外する設定についてです。
IPアドレス除外設定をしているのに、何故かカウントされているという場合の原因と対策について紹介します。
Googleアナリティクス4(GA4)の管理画面が変更されため、設定方法について更新しました。(2023/1/24)
も く じ
IPアドレスの確認

まず、自分のIPアドレスを確認します。IPアドレスを確認するサイトがあるので、そちらを利用します。
IPv4アドレス(上記画像赤枠)
例) 123.45.678.900
IPv6アドレス(上記画像青枠)
例) 1234:567:a890:1234:b567:c89:0d12:e345
GA4で除外設定しているのにカウントされる理由
◯◯◯◯:◯◯◯◯:◯◯◯◯:◯◯◯◯:◯◯◯◯:◯◯◯◯:◯◯◯◯:◯◯◯◯
というように、IPv6アドレスは英数字が『:』コロンで8つに区切られています。
この後半の区切り4つが毎回変わります。
そのため、そのままのIPアドレスで除外設定すると、カウントされてしまいます。
そこで、前半のみを指定するように、Googleアナリティクス4(GA4)の設定を変更します。
Googleアナリティクス4(GA4)IPアドレス除外設定

まず、Googleアナリティクス4(GA4)のホームを表示させます。
その次に、画面左下(サイドバー一番下)にある『管理』をクリックします。

次に『データストリーム』をクリックします。

次に、赤枠部分をクリックします。

『ウェブストリームの詳細』が表示されるので、下の方へスクロールします。

『タグ設定を行う』をクリックします。

設定一覧の『すべて表示』をクリックします。

次に『内部トラフィックの定義』をクリックします。

既にIPアドレス除外設定をしていてそれに条件を追加する場合は、その作成済みのルールをクリックします。
新しくルールを作成する場合は、右上の『作成』をクリックします。
この後、新規作成と既存ルールに条件追加する方法を分けて説明します。
Googleアナリティクス4(GA4)内部トラフィックルールを新規作成する場合

お自身が分かりやすいルール名を付けてください。

使用されている回線がIPv6対応であってもIPv4で繋がる時もあるので、IPv6アドレスとIPv4アドレス、どちらも設定しておきます。
IPv4は、固定であれば、マッチタイプは『IPアドレスが次と等しい』を選択し、『値』の部分に除外したいIPv4アドレスを入力します。
ただし、ルータの電源を入れ直した時にIPアドレスが変わることがあるので、その際は、設定を修正する必要があります。
IPv4のIPアドレスが入力できたら、『条件を追加』をクリックします。

次にIPv6のIPアドレスを設定します。
IPv6は、毎回後半部分が変動するので、マッチタイプは『IPアドレスが次から始める』を選択し、『値』の部分に除外したいIPv6アドレスの前半を入力します。
IPv6アドレス
例) 1234:567:a890:1234:b567:c89:0d12:e345
IPv6アドレスが上記の場合は、
IPv6アドレス
例) 1234:567:a890:1234:
このように、前半の4つの区切りまでの英数字を入力します。
入力完了後、画面右上の『作成』をクリックします。
Googleアナリティクス4(GA4)内部トラフィック既存ルールを編集する場合

緑枠内のどこかをクリックします。

ここでの入力については、「内部トラフィックルールを新規作成する場合」と同じなので、そちらの内容をご参照ください。
入力後は、『保存』をクリックします。
Googleアナリティクス(GA4)IPアドレス除外設定完了
設定完了後に対象サイトにアクセスし、Googleアナリティクス(GA4)でカウントをされていないか確認してみてください。
投稿日: 2022/06/09 最終更新日: 2023/01/24
投稿日: 2022/06/09
最終更新日: 2023/01/24