独自ドメインメールでGmailのロゴ(アイコン)を表示させる方法

Gmailでメールを受信した時に、表示されるロゴ(アイコン)がありますが、企業や店、WEBサイトを運営しているなら、オリジナルのロゴを表示させたいと思いませんか?
独自ドメインのメールの場合でも、表示させることができるので、その方法を紹介します。
Gmailのロゴ(アイコン)とは?

Gmailの場合、企業から送られてくるメールは、大体はAmazonのようにロゴ(アイコン)が表示されています。
この画像は、スマホ用のGmailアプリの画面です。
PCの場合は、一覧では表示されていませんが、メールを開くと、送信者の左横にロゴ(アイコン)の表示があります。
送信者が表示されるようにしていない場合は、Appleのように、頭文字のAがロゴ(アイコン)になっています。
もしくは、Google Search Console Teamのように、人のマークになっています。
ロゴ(アイコン)があると、どこからのメールなのか、すぐに見つけてもらいやすいと思うのである方がいいと思います。
Gmailで受信していない場合、例えば、iphoneのデフォルトのメールアプリなんかであれば、紹介する方法では反映されません。
また別の方法でやるようです。
Googleアカウント作成と設定
- Googleアカウントの作成ページにアクセス
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https://accounts.google.com/signup/v2/webcreateaccount?flowName=GlifWebSignIn&flowEntry=SignUp
『代わりに現在のメールアドレスを使用』をクリック。 通常のGmailアドレスを作成したり、既存のGmailアドレスを入力しないでください。 - 姓名、メールアドレス、パスワードを入力
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姓と名は、どちらも入力が必要です。 アカウント作成後に、名の部分に、社名やサイト名入力し、姓の部分を空白にすることが可能です。 後から変更が可能なので、一旦、適当な姓名でどちらも埋めます。 メールアドレスは、送信時にロゴ(アイコン)を表示させたい、独自ドメインのアドレスを入力します。 任意のパスワードを入力し、『次へ』をクリック
- メール受信
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確認コードが送信されるので、そのコードを入力して『次へ』をクリック。
- 電話番号の確認
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電話番号を入力して『次へ』をクリック。SMSで確認コードが送信されます。
- 電話番号の確認
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SMSで受信した、確認コードを入力して『確認』をクリック。
- 生年月日、性別を入力
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電話番号は、省略可となっています。 先ほどの入力内容が反映されていたので、特に困ることもないのでそのままにしました。 赤枠内を入力後『次へ』をクリック
- 電話番号の活用
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『スキップ』か『はい、追加します』を選択してクリック
- プライバシーポリシーと利用規約
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画像が切れていますが、下の方に『同意します』というようなボタンがあったはずです。それをクリック。
- Googleアカウント作成完了
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アカウントが完成したので、ロゴや名前の設定に進みます。 左のメニューの『個人情報』をクリック。
- 基本情報の写真を設定
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基本情報の『写真』の右のカメラマークをクリック。
- プロフィール写真を設定
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ロゴ(アイコン)の下の『プロフィール写真を追加』をクリック。
- 画像をアップロード
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『パソコンからアップロード』をクリックし、希望のロゴ画像をアップロードします。
- プロフィール写真として保存
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切り抜きや回転の必要があればその完了後に、必要がなければそのままで、『プロフィール写真として保存』をクリック。
- プロフィール写真更新完了
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『OK』をクリック。
- 基本情報の名前を設定
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基本情報の『名前』をクリック。
- ニックネームを設定
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名前は、最初に入力されたものが反映されています。 ニックネームは空白なので、任意のものを設定します。 『ニックネーム』右端のペンマークをクリック。
- ニックネームを入力
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当サイトの場合は、そのままサイト名を入力しました。 入力したら『保存』をクリック。
- 名前を変更
-
『名前』の右端のペンマークをクリック。
- 名前を変更
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最初に一旦、『姓』『名』どちらも入力していましたが、『姓』を空白にして、『名』にサイト名を入力し、『保存』をクリック。 ニックネームは問題ありませんでしたが、姓名は、『eeee』と連続した文字の入力ができないので、スペースを入れています。
- 表示名を選択
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選択肢は、『名』、『”ニックネーム” + 名』、『名 + (ニックネーム)』のどれかしかありません。 3番目を選択すると、メールではニックネームのみが表示されていますが、プロフィール表示では、上記の通りの表示になります。 そのため、一番上の『名』のパターンを選択しています。 当サイトのように、『eeee』のような名前ではないなら、『名』にサイト名を設定しておけば、表示は特に問題ないと思います。
- Gmailロゴ(アイコン)表示反映完了
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このような感じで、ロゴ(アイコン)が表示されます。 これは、今回作成したメールアドレスではなく、別のメールアドレスです。 20番の項目の3番目を選択したパターンです。 通常であれば、反映まで少し時間がかかりますが、その日のうちには反映されていました。 サーバーの設定によっては、いくら待っても反映されない場合があります。
Gmailロゴ(アイコン)が反映されない場合
現在、2サイト運営しています。
1つは、「ドメインはお名前.com + サーバーはロリポップ」
もう1つは、「ドメインはムームードメイン + サーバーはロリポップ」です。
1つ目の方は、しばらく待っていたら問題なく反映されました。
2つ目の方が、いくら待っても反映されず理由もよくわからず、調べてもはっきりこれだという方法もなかなか見つからずでした。
調べて調べてやっと、もしかしてこれかな?というのを試したところ、無事反映されました。
試したことは、SPFレコードの設定です。
SPFレコードを設定することによって、メールを受け取った受信サーバーでは、メールを実際に送ってきたメールサーバーのIPアドレスと送信元ドメインに紐づいているSPFレコードの内容を照会します。ふたつのIPアドレスが一致すれば認証成功で、認証に成功したメールは、ドメインの管理者が意図した通りのメールサーバーから届けられた正しい送信元からのメールであることを証明できるということです。このようなしくみによって送信元ドメインの信頼性を担保するのがSPFです。
下記の記事に、SPFレコードについて詳しく書かれています。
簡単に言うと、メールアドレスのドメインと、サーバーが一致していない、紐づいていない、怪しいメールと判断されているということのようです。
同じようなトラブルに遭っている場合、他のドメイン取得サービスやサーバーであっても、何かヒントになるかもしれないので、次のSPFレコード設定の項目をご覧ください。
ムームードメインのSPFレコード設定
- ムームーDNSをクリック
-
コントロールパネル、ドメイン管理の『ムームーDNS』をクリック。
- ムームーDNSのセットアップ情報変更
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対象ドメインの『変更』をクリック。
- サービスを確認
-
「ホームページ」「メール」が『ロリポップ』にチェックが入っているかを確認。
- カスタム設定のセットアップ
-
『サブドメイン』は「空欄」、 『種別』は「TXT」、『内容』は「v=spf1 include:_spf.lolipop.jp ~all」と入力し、『セットアップ情報変更』をクリック。
当サイトの場合は、これでうまくいきました。
なかなか反映されない時は、ドメインとサーバーの設定、SPFレコードの設定をチェックしてみてください。
念の為もう一度。
SPFレコード設定
- サブドメイン : 空欄
- 種別 : TXT
- 内容 : v=spf1 include:_spf.lolipop.jp ~all
さいごに
Gmail一覧に、ロゴ(アイコン)が表示されていると、なかなかいい感じです。
ぜひお試しくださいね。
投稿日: 2022/10/17
投稿日: 2022/10/17