『ああいう雰囲気のヘアースタイルがいいわ』
『あの人って、雰囲気美人よね』
この『雰囲気』って言葉。
みなさんは、なんと読みますか?
『
ふんいき』と言う人。
『
ふいんき』と言う人。
二通りいると思います。
読み方の正解は、『
ふんいき』です。
この間、テレビを観ていたら、インタビューを受けていた女性が、『
ふいんき』と言っていました。
身近な会話でもよく耳にします。
実は、この『
ふいんき』。
筆者が子供の時、母親に、
『
ふいんきではなくて、
ふんいき。』
と、間違いを指摘されました。
子供の時の出来事ですが、すごく印象に残っています。
何故、印象に残っているかと言うと、子供の頃、他の大人達が、『
ふいんき』と言っているのをよく聞いていたので、間違いだとは思いもしなかったからです。
それからは、間違えて覚えている人が多いのだなぁと、不思議に思いました。
間違えて覚えている人もいるのだと思いますが、正しく『
ふんいき』と言っていても、言い方、アクセントの問題で、『
ふいんき』と聞こえてしまっている場合もあると思います。
正しい読み方ではなく間違った読み方が一般的に定着した言葉が多くあります。
そういう読み方を、慣用音や慣用読みと言うそうです。
但し、『
雰囲気』の場合は、慣用読みには当てはまらないようです。
『
ふいんき』ではなく、やはり『
ふんいき』が正解です。
例えば、『輸入』は、『しゅにゅう』が本来の読み方だったそうです。
他に、『消耗』は、『しょうこう』が本来の読み方だったそうです。
もしも、テストに、
『輸入』の読みを書きなさい。
という問題が出てきた場合、
『しゅにゅう』
と記入するとバツにされてしまうので注意して下さいね。
言葉って面白いですね。