健康!美肌!ダイエット!赤しそジュース(シロップ)の作り方

突然ですが、赤しそジュースを飲んだことありますか? すっごくキレイなルビー色で、とーっても美味しいんです。 キレイ、美味しいだけではなく、栄養満点で万能なジュースなんですよ。 今日は、赤しそジュースの原液、赤しそシロップの作り方を紹介します。
昔に、赤しそジュースを知人に飲ませてもらったことがあり、それがほんとに美味しくって、忘れられずにいました。 手作りしていると聞き、筆者もいつかは作ってみようと思いながら、年数だけが過ぎていきました(笑)
今年は、梅酒作りにもチャレンジしたので、重い腰を上げたついでに、赤しそシロップ作りにもチャレンジしてみるぞと、気合いを入れました!
ところが、赤しそって、どこにでも売っているわけではないようです。 梅はこの時期、あちこちで見かけるのですけどね。 梅干し用の赤しその塩漬けは、よく梅と一緒に並んでいました。
ということで、ちょっと足を伸ばして、産直市場に出掛けたら、見つかりました。 先日の、梅酒用の梅もそこで一緒に購入しました。 後日見つけましたが、スーパーでも、置いているところがありました。
赤しそというと、赤しそシロップ以外に、梅干し、しば漬けなどの色付けにも使われています。 それに、ふりかけにもなっていますね。 『ゆかり』です。
ゆかりのおにぎりおいしいですよね。
ゆかり大好きな人は、コレを胸ポケットなんかに常備させてるのでしょうか?(笑)
どれも、キレイな色なのは、赤しそから出ている色素ですね。 赤しそは青しそとは違い、年中は収穫されません。 ちょうど、今頃、6月頃のみだそうです。
赤しそジュース好きの方は、この時期に、たくさん赤しそシロップを作り置きしておくそうです。 カルピスなんかのように、赤しそシロップが原液で、水や炭酸で割って飲みます。 かき氷のシロップにしたり、ゼリーにしたりと、使い道が色々あるようです。 筆者もたくさん作っておきたいのですが、置き場に困っています。
赤しその栄養素
購入した赤しその袋に書かれていますが、赤しそは、カロテン(プロビタミンA)、ビタミンK、カルシウムを多く含んでいるそうです。
カロテン(プロビタミンA) | ビタミンK | カルシウム | |
---|---|---|---|
赤しそ | 11000µg | 690µg | 230mg |
トマト | 540 | 4 | 7 |
ニンジン | 9100 | 3 | 28 |
(注)可食部100g中当たりの数値 5訂日本食品成分表参照
袋に記載されていた栄養量の比較表を引用しました。
赤しそと青しそは、大体栄養素は同じくらいなんだそうです。 一部、赤しそにしか含まれない成分もあるそうです。
赤しその効能
- 疲労回復
- 血行促進
- 貧血予防
- アレルギー症状の緩和
- 胃腸を整える
- 血糖値上昇の抑制
- ダイエット
- 眼精疲労
- 利尿作用
- 美肌効果
- リラックス作用
どれも魅力的な効能です。 たくさん作っておけば、毎日飲めますし、健康になれそうですね。
用意するもの
- 保存容器
- 大きめの鍋
- ザル
- ボール
- 菜箸
- おたま
- キッチンスケール
- キッチンタオル

容器は、梅酒用に購入したものと同じものを使っています。 梅酒レシピの記事の中で、容器について詳しく紹介しています。
キッチンタオルは、下記のものを使っています。
赤しそシロップの材料
【約2リットル(希釈用)】
- 赤しそ・・・2束(茎ごとで610g)
- きび砂糖・・・500g
- ポッカレモン・・・150cc

産直市場で購入した、赤しそです。 1袋が300g強でした。2袋だと、大体610gくらいです。 葉の部分だけになっているものを購入しているので、参考にしたレシピよりも、赤しその量が少し多めということになります。

ポッカレモンときび砂糖は、普通のスーパーで買えます。 レモンは、生のレモンの搾り汁でも良いそうです。 他のレシピでは、クエン酸や酢を入れているものもありました。 砂糖については、糖分が気になる方なら、ゼロカロリーの砂糖を使ってもいいかもしれません。 筆者は、普段の料理にも、きび砂糖を使っています。 きび砂糖は、コクがあってまろやかに仕上がるので、赤しそジュースにはピッタリなのではないかなと思います。
赤しそシロップの作り方
- 赤しそを洗う
- 茎ごとの赤しそは、鍋に入るサイズにカットします。 別のレシピでは、葉の部分だけを使っていました。 葉の部分だけにした方が良いかもしれません。 あとは、丁寧にキレイに洗います。 洗ったあとは、しっかり水切りします。
- 鍋に2リットルの水を入れ沸騰させる
- 沸騰後赤しそを入れる
- 沸騰後は中火にします。 一気に入れると入りきらないので、少しずつ入れていきます。 菜箸でツンツンすると、しんなりしてきます。 赤しそを全て入れたら20~30分煮込みます。
- 20~30分後
- 煮込んだ赤しそです。 湯がいたほうれん草のように、完全な緑色になっています。
- 赤しそを取り除く
- 煮込んだ赤しそを取り除いていきます。 煮汁は残したいので、赤しそをザルに上げたら、ギュッギュッとおたまなどで押し付けたりして、煮汁絞り出します。
- 取り除いた赤しそ
- ほうれん草のおひたしのようです。 これは、取っておいて、ふりかけにすることも出来るようです。 手作りのゆかり、いいですよね。
- 砂糖を入れる
- 砂糖を全量入れます。 たまにかき混ぜながら、中火で5~10分煮込みます。
- ポッカレモンを入れる
火を止めて、ポッカレモンを全量入れます。 ポッカレモンを入れると、化学反応が起きます。 それまで茶色っぽかった煮汁が、キレイなルビー色に変化します。 ちょっと実験みたいで楽しいです。
※子供さんがいる方は、是非、この作業をさせてあげて下さいね。 きっと喜びますよ。
- ザルにキッチンタオルを敷く
- ザルの下には、ボールをセットします。 耐熱のものを使って下さいね。
- 煮汁を濾す
- ザルに、煮汁を濾し入れます。
- ボールに移した赤しその煮汁
- 赤しその煮汁を冷まします。 ホコリが入らないように、キッチンタオルでフタしておくのがオススメです。
- ポッカレモンを入れる前
- この段階では、赤しその煮汁は茶色いです。 まるでコーヒーのようです。
- ポッカレモンを入れた後
- 赤しその煮汁は、キレイなルビー色に変化します。
- 赤しその煮汁を容器に移す
完全に冷めたら、赤しその煮汁を容器に移して、冷蔵庫で保存します。 容器は、長期保存のために、キレイに洗って、除菌したものを使った方が良いです。 カビが生えたり、腐ってしまったら大変なので。 容器の除菌については、先日の梅酒の作り方の記事にも書いていますので、良かったら参考にしてくださいね。
赤しそジュース(赤しそシロップ)のレシピは、下記のレシピを参考にしました。
保存期間
保存期間は、冷蔵庫で6ヶ月~1年だそうです。
赤しそジュースの飲み方
- 水割り
- 赤しそシロップ 1:1~2 水
- 炭酸割り
- 赤しそシロップ 1:1 炭酸水
酢を入れてみたり、ポッカレモンを追加で入れてみたりと、お好みでいろいろ試してみてくださいね。

早速飲んでみましたが、やはり美味です。 爽やかな気分になれます。
レモンが入っているので、ビタミンCやクエン酸などが加わって、疲労回復効果はもちろんのこと、夏バテ予防にも良さそうです。
筆者は、最近ずっと、胃腸の調子が悪かったので、赤しそジュースにして飲むと、胃がスッとしました。 赤しそジュース、胃腸の調子が悪い人やつわり中の妊婦さんにもオススメしたいです。 あと、眼精疲労と肌荒れがひどいので、毎日飲むのを日課にしてみたいと思います。 そうだ!ダイエットにもいいということなんで、積極的に飲まなければ!!
そういえば、慢性的なアレルギー性鼻炎もあるので、アレルギーが緩和してくれると嬉しいです。
あと、リラックス効果ということで、就寝前にハーブティーのように飲むのもいいですね。 筆者は、寝つきが良くないので、試してみます。
赤しそジュースって、ほんとに万能なジュースですよね。
余談ですが、二度目の赤しそシロップ作りをしている時、高校生の娘を呼びつけて、ポッカレモンを入れる工程をさせました。
筆者『ちょっと来て。』
娘『なに?』
筆者『ここにコレを入れて。』(煮汁の入ったボールにポッカレモンを入れて)
娘『(は?って顔をしながら仕方なく入れる)なんか色変わった?コレなに?』
筆者『赤しその煮汁。化学反応!』
娘『へぇー。。。』
筆者『いじょー!』
こんなやりとりになりました。 もっとテンション高い反応が欲しかったです(笑)
筆者は、一度目の赤しそシロップ作りの時、一人だったんですけど、その昔、理科の授業で、リトマス紙が青色に変わったこと、ヨウ素液でジャガイモが青紫色に変わったことを思い出して、むちゃくちゃテンション上がったんですけどね。 幼稚園児や小学生なら、ぜーったい、
『うわー!なにこれー!』
『すげぇー!もっとやりたーい!』
なんて、いい反応してくれそうだったのになぁ。残念(笑)
そんな赤しそジュースですが、美肌、健康にと、身体に良さそうなので、是非みなさんも赤しそシロップ作りにチャレンジしてみてくださいね。
投稿日: 2016/06/16 最終更新日: 2022/09/10
投稿日: 2016/06/16
最終更新日: 2022/09/10